次世代育成支援対策推進センター

佐賀県中小企業団体中央会は、佐賀県における「次世代育成支援対策推進センター」です


(1)次世代育成支援対策推進センター(センター)とは?

○「次世代育成支援対策推進法」によって企業等(事業主)が策定することとされている「一般事業主行動計画」の策定・実施を支援するための、同法第20条を根拠に設置されている事業主の団体や連合団体です。

○センターは、厚生労働大臣が指定します。
○地域別や業種別の団体等、一定の要件を満たすものを、団体の申請に基づき指定することとしています。

(2)センターはどんなことをするのですか?

○行動計画の策定・実施に関し、業務体制や要員管理の見直しなど、仕事と子育てを両立しやすい雇用環境を整備するためのノウハウのない事業主に対して、相談援助などを行います。
○例えば、次のようなことが考えられます。
・行動計画の策定・実施についての好事例の収集、地域別・業種別のモデル計画の策定
・行動計画の策定・実施に関する講習会の開催
・仕事と子育てを両立しやすくするための業務体制や職場環境づくりなど、雇用環境の整備についての相談
・事業主の取組を促進するための広報・啓発


(3)企業が「一般事業主行動計画」を策定するメリットは?

 次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成して一定の基準を満たせば、申請を行うことにより「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定(※1))を受けることができます。

 この認定を受けた企業の証として商品、広告、求人広告等の社の紹介時等に「くるみんマーク」を表示する事が出来ます。
 
 ← くるみんマーク・プラチナくるみんマーク(例)



 くるみんマークは、「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証です。
 また、平成27年4月1日より、くるみん認定を既に受けて相当程度両立支援の制度の導入や利用が進み、さらに高い水準の取組を行っている企業を評価するために、新たに「プラチナくるみん認定」(※2)がはじまりました。

 プラチナくるみん認定を受けた企業は、「プラチナくるみんマーク」を広告等に表示し、社員の子育て環境の増進の為高い水準の取組を行っている企業であることをアピールできます。
 これにより、学生・求職者の方に対して、自社の高水準な労働環境を示す事で求人等を有利に進める材料の一つとする事も出来ます。

 また、認定企業は「くるみん税制」として、一部資産の減価償却等に対し有利な償却率等を選択できるなどメリットもあります。

 くるみん税制の詳細については以下を参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082765.html/

 ※1 平成29年3月末時点で、2,695社が認定を受けています。 ※2 平成29年3月末時点で、118社が認定を受けています。

お問合せは、佐賀県中小企業団体中央会・労働部までお気軽にどうぞ!



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