1.ものづくり革新・流通・小売

足許で起こりつつある変化

データを利用した製造工程の生産性向上、購買情報等のリアルタイム分析による需要予測の精緻化とサプライチェーン間での共有化などの供給面での効率性向上の動き。加えて、アフターケアまで含めた製品製造のサービス化、金融等のサービス業への進出の動きも。また、消費者の購買情報を初めとする顧客でーたを活用した商品開発といった需要面での新しい取組みも起きている。一方で、プラットフォームを支配することで、より多くの顧客をデータ獲得しようとする動きも活発化している。

 

今後の変革の方向性

製造・物流・販売をデータで連携させることで、消費者のニーズを的確に捉えた、グローバル規模でカスタマイズ製品の安価・迅速な供給(カスタマイゼーション)を目指す動きが進展。AIやロボットによる完全自動化が一層進展し、ドローンを用いた物流も本格化。加えて、複数企業の連携による消費データの共同利用が進展し、消費者の趣味・嗜好を的確に把握、予測した新たな商品、サービス開発や精緻なマーケティングが普及するなど、消費者の満足度・利便性を高めつつ潜在需要の開拓・喚起が進む。


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