令和4年3月新規学校卒業者の積極的な採用と魅力ある職場づくりについて

令和3年5月26日付で、佐賀県、佐賀県教育委員会、佐賀労働局より「令和4年3月新規学校卒業者の積極的な採用と魅力ある職場づくり」について要請がありました。

　昨年度の県内新規高卒者の就職内定率は3月末時点で99.5％となり、平成9年度以降では、平成30年度に次いで過去2番目に高い数字となりました。特に、昨年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、採用選考活動が1ヶ月後ろ倒しになる中、10月末時点での県内就職内定率は69.8％と全国平均と比べ5.6％（全国平均64.2％）上回り、早い時期での内定をいただいているところです。

　その一方で、新規高校卒業者の県内就職率は、65.4％（速報値）と18年ぶりに65％を超えましたが、依然として就職希望者が県外に仕事の場を求める割合が高い状況になっています。新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動にも多大な影響が出ていますが、少子高齢化による若年労働者の減少傾向は変わらず、将来の佐賀県を支えていく若者の県内への定着を促進していくことは、県内企業の成長や県内産業の振興にとって重要な課題であることに変わりありません。

　つきましては、組合員企業様におかれましてはこのような時こそより良い人材を確保できる機会と捉えていただき、中・長期的な観点から新規学校卒業者の継続的かつ積極的な採用と、労働条件の一層の改善に努めていただくとともに、働き方改革関連法の遵守を含めた「働きがい」「働きやすさ」を意識した魅力ある職場づくりにも引き続き積極的に取り組んでいただくようお願い申し上げます。

　※詳しくは下記要請書をご覧ください。

要請書 (379KB; PDFファイル)